本日、新型コロナウイルス感染症に伴う非常事態宣言が発出されることとなります。対象指定地域にお住いの皆様にはお見舞いを申し上げると共に、今回の感染症において亡くなられた方のご冥福を謹んで申し上げます。

この感染症における防御は、密集・密閉・密接の三蜜を避けて、自身としては手洗い・マスク・消毒・他人との距離・換気に気を付ける。ということになりますが、このことは不動産購入・賃貸入居前においての該当行為と重複するものとなります。その為、三密を避けるために現地での直接待ち合わせ。そして、希望物件において開口部を全て開口。また、お話をするときも離れての対応となります。このことは担当者とお客様の為でもあるのでご了承いただけると幸いなのです。でも、非常事態宣言が発出され、非常事態期間内においてプロ以外の需要層の動きは、ほぼ止まります。

ということは、一般向け賃貸売買取引成立も激減することに繋がるのです。この状態は貸主、売主にはキツイことで、特に、収益オーナーにとっては正視したくない状況となるのです。

また、この非常事態期間内でピークが来れば終息の目途も立ちますが、この期間内に収まらないようですと目途も立たずストレスも倍加することとなるのです。

今回の感染症においては100年前のスペイン風邪が引き合いに出されますが、そこから100年前の歴史にも目を向けて欲しいのです。それは、終息後に起こった昭和恐慌。そして、その際に行われた政府の対応。そこから、最悪の状況がひとつ浮かんできますので興味のある方は調べてみてください。

ひとつの感染症からドミノのように影響するこの時代、ダメージも100年前と比べ物にならないことを危惧しているのです。

それは、戦争・天災が小さく見える文明の崩壊も視野に入るくらいなのです。そんな状況に置かれたら、現代人はどのようになるのでしょうか?

考えてしまいます・・・ありがとうございました。