非常事態宣言が発出されてから1週間。このコロナ禍によって就職活動においては、去年までの売り手市場から反転し、買い手市場になりつつあります。これは、以前起きた「就職氷河期」の再来でもあるのです。
そして、僕のお仕事・・・。マチダ・サガミハラにおいては売買の動きが凍結中で、建売業者は仕入れ停止となっております。(この先の相場下落を見越しての割安価格は別ですが・・・。)
しかし思うのは、お上の要請でここまでヒトが少なくなるとはビックリです。
会社のある町田において、通行しているヒトが明らかに半分以下なのです。駅周辺のデパートの営業自粛も重ねっているけど、その風景をみると近未来の日本をイメージするのです。
その姿が今回のコロナ禍で浮き上がってきたのですが、街を構成している飲食店舗を見ると閑散としていて、こと不動産業についても活気が失われております。
運営者・経営者はこの状況の先読みをしていると思いますが、誰一人楽天的になっている人は居りませんね。
バブル崩壊を乗り越え、リーマンショック、東日本大震災と乗り越えてきた、この世界の人達も感染症による非常事態は初めての事。
その初めての事を乗り越えるために、先読みし予想し、予めの準備に余念がないけれど、2020においては回復よりも衰退の比重が強い気がしております。
そして、回復までは塗炭の苦しみを味わうことを想像するのです。
この、塗炭の苦しみの間が一番怖い時で、ビジネス=お金の付き合いが些細な事で壊れたり、疑心暗鬼が蔓延し、猜疑心と不信感が強くなる時でもあるのです。
せめて、そうならないように祈念して・・・