年間アーカイブ: 2020

2020.10.9

第三四半期が始まり一週間。その間、ほかの業種のスタッフ、経営者とのやり取りがありました。そして、感じたことをまとめるとコロナ禍を起因とした「緊急融資」「持続化給付金」「休業補償」の効果切れが見え始めてきた事です。 そして、店じまい=自主廃業による業者が増えたことです。 このことは、時間差をおいて法人の法的整理増加の先延ばしと捉える事も出来るのです。すると、何が起こるのか? まずは収入の減少・人員整理・会社資産の売却・会社の吸収・・・などの生きていく上での「マイナス」な事が増えて来るという事に繋がるのです。 この状態は生活していく上での治安にも影響し、詐欺・粗暴犯の増加にも繋がります。今は少しでもこの状況に堪えないとなりません。 今後の不動産においては流通の減少・融資審査ハードルの厳格化・売り物の増加・相場の下落というものが2021から顕在化すると予想しているけれど、コロナ前に比べて売り物利幅が更に薄くなることを覚悟なのです。 それは、競売等の事件モノにおいては実勢と基準価格の差が小さくなり、基準価格以下の入札数が増えてきている。 そして、買付相場が下がると売出価格もつられて下がる。結果として、下がり相場の売買市場となり「売買益」が縮小することとなるのです。 では、インカム目当ての収益物件・・・。 こちらも、収入減少からの賃借人退去増加・滞納賃料増加・そして、購入時借入金返済のリスク上昇等・・・まだまだある先行きリスク。 うーん、今までのセオリーが通用しない時代となりますね。 そこで足を止め、思考を止めてはなりません。そういう中にも光明はあるのです。 まず「コロナ禍だから・・・」の思考を外すのです。 今はデフレが再度加速進行して始めているのです。 この「デフレ進行」になると価格の下落圧力が強くなり、耐えられない業者は弾き飛ばされ消えてしまう。そして、資産よりも現金が強くなるので経済に回るマネーが縮小し、結果として国民すべてに耐乏生活を強いる事となり、貧困化に拍車がかかるようになるのです。 そんな中でも借りたり買ったりする不動産需要層が一定数いるのだけど、一般購入層は毎年微減が続いているのもこのデフレが克服されていないからと思うのです。 とくに、1975年以降に生まれた人達・・・一番大変な時代を過ごしてきて出費に敏感に育ってきた世代。見方を変えると、無駄と思える出費はしないのです。 ということは、全てを透明に、全てに公平なやり方の業務になる事がひとつ。 それは、不透明な業界慣行の見える化の促進にも繋がると思うのです。そして、業者としてというよりも「損する事」を受け入れられる思考を持つ事。その時の損が、回りまわって自分に徳として還ってくるくることを知っているからね。致命傷を負わない「損」は相手の事を考えた上だから還元されるのでした♪ https://score-no2.com/

By |2020-10-09T10:46:10+09:0010月 9th, 2020|News, 不動産を買う時、売る時, 不動産業界実情|2020.10.9 はコメントを受け付けていません

2020.10.4

第三四半期最初の週末も終わりましたが、またまた先行き不透明感を感じさせる感想です。第一四半期の4月のように「問合せ数」の低下、流通感の減速を実感したのです。大きな原因は、コロナ禍。新首相の方向性。そして、就労者のリストラ増加。新卒採用数低下などの不透明感による不安がジワジワきている感じなのです。たぶん、コロナワクチンが完成されたとしても、この雰囲気を払拭する事にはなりません。それよりも、何でそうなったのか?これからどうするのか?何が出来るのか?を業を超えて、一人一人が答えを出すことが肝要なのかもしれません。 2020に入り、前年の「ダイヤモンドプリンス」でコロナウイルスの強い感染力を知り、このままいくとヤバい!の一念で会社財務のリストラ準備を始めて第一四半期にそのタスクを終わらせたけど、その間予想していた悪い事が現実として現れてきたのです。それは経済の落ち込みによる収入の収縮。その状態の世相・・・思った感じの様相となりました。そして更に、その悪い現実の着火点は現在の第三四半期と予想していたけど、その悪い中で不動産を生業とする会社として何が出来るのか?をその間常に思考しておりました。そして、第二四半期にその思いを形にするために準備してきたのです。それの胆は、経済の低下による収入減という皺寄せは、女性若年低所得層。そして、生活を守る一家の大黒柱に向かったことによる個人債務の増加に現れ、その為のお手伝いを具現化する事だったのです。 そして、出来たのが「任意売却スコアン」というホームページなのです。 債務によっては「弁護士」の力を借りないと再スタート出来ない日本のシステム。この再スタートのラインに立つためにも費用がかかります。そこで、成約時においての費用一部負担を担う事としたのが「任売スコアン」の役目としたのでした。 この社会で仕事をしていて、ひとつのテーマは「分かち合い」何を分かち合えるか?突き詰めたらこれだつたのでした。 ひとつ、静かに始まった「任売スコアン」ですが、少しづつ広げて「分かち合い」からの「安心」を追求するためにこれからも活動していきますのでよろしくお願いします!! https://scoan.jp/

By |2020-10-05T10:12:47+09:0010月 5th, 2020|News|2020.10.4 はコメントを受け付けていません

2020.10.1

第三四半期の始まりです。2020年度の数字の世界は「コロナ禍」により、見込みと実際の乖離が大きくて各社各業界では前年より如何に数字の落ち込みを小さくするかに注力しております。 しかしながら、本業の数字を落とさぬようにするのは経営者運営者の宿命で、見方を変えれば仕事において大きなチャンスでもあるのです。 それは、右肩上がりからの横ばい経済から、急激な左下がりとともに収縮して小さなパイとなった現在。今までなら本業だけで3割が食べられていた世界が、2割を切ってきた・・・。 100人居たら10~20人しか食べるのは難しくなった感じ・・・。 結果として、本業に附随する仕事で糊口を凌いでいる事になっているのです。 手持ち収益の剰余・残置物処分・遺品整理・内装工事・リサイクル販売等々・・・。でもね、パイが小さくなったのは「今までの市場」だからであって「コロナ禍前の感覚」が抜けきらないからなのです。 今はコロナ禍の最中で「withコロナ」にステージが変わり、それに合わせて仕入れ購入と出口戦略も変化させないとなりません。 そして売却購入実需を見極めて、現在の適正価格・・・確実に-10%~-20%でも耐えうる販売価格で供給するのです。従前方法からの見直しを何度もして練り上げて、そこから需要層の動向を見極めて「売りよし、買いよし、自分(関係者含)よし」「すべてはお客様の為に」という大きなテーマ実現の為に注力するのですね。このテーマを何年も積み重ねた結果が、建前ではない「信頼と信用」という無形財産となることを知っているからね♪  

By |2020-10-01T09:59:14+09:0010月 1st, 2020|News|2020.10.1 はコメントを受け付けていません

2020.9.23

シルバーウィークも終わり観光地もその間盛況の様相でした。数か月ぶりの繁盛をテレビを見ていて喜ばしく思いました・・・しかし、ただ喜ぶだけではありません。物事には表もあれば裏もございます。表の方は、飲食業や観光宿泊業の売り上げに貢献したかもしれないけど、裏の見方としては10月中旬からのコロナウイルス、再びの感染拡大を危惧しているのです。第一波から医療施設がどこまで対応できるのかを予想しているけれど、明らかに拡大スピードよりも遅い気がしているのです。そして、もし感染拡大となった場合ウイルスの変異で症状の重篤化を心配しているし、除菌滅菌殺菌とヒトとの距離に気を使って過ごしてきたけれど、誰もが持つ感染のリスク・・・自己管理をして気を付けないとね。 次に拡大したら、同じように営業活動が停止します。そして、停止することによって困る人達が前回以上に増えます。現に売上収入や世帯収入の下がった今、回復の為の活動が出来ないということは、収入も止まるということ・・・その状況で、行政がどこまで国民市民を金銭的にフォローできるでしょうか?不動産流通も更に減速するので考えてしまいます。 この疫病・・・自己管理でしのげる程やわじゃないので、近く神頼みに行ってきますね♪

By |2020-09-23T13:37:03+09:009月 23rd, 2020|News|2020.9.23 はコメントを受け付けていません

2020.9.18

一昨日の業界定休日はコロナ閉鎖後初めてとなる相模原地裁による競売開札。二つの物件に入札したのですが、ひとつは負け。ひとつは勝ちで一勝一敗イーブンの結果なのでした。 個人的には負けた方を落としたかったのですが、、、その物件は共有持ち分の競売で予想は、200万天井のものに700万の入札が入りたまげました。背景予測をすると、持分所有者の関係者=親族あたりに入札してもらった感じの価格なのです。僕が落札したらまず一つ目のオプション。それは共有者に「持分買戻し」の交渉。これは落札価格に係数を掛けて買い戻し価格を決めて買ってもらうのです。 そして、二つ目のオプション。「持分使用面積からの貸借」による家賃。これは周辺㎡賃料を掛け合わせ、2年更新での使用契約締結。この使用契約がミソなのね。 そして、両方とも不調なら「共有財産分割の訴訟」で公選鑑定人または私選鑑定人に再度値付けをしてもらうのです。この鑑定人の選定がキモで、原告側で用意できるとラッキーなのです。 それは、整合性のとれる裁判に耐えられる範囲の価格増額があるからね。 でも、落札価格が価値の6倍近い価格の700万円に夢で終わったのでした・・・。 二つ目は落札したのですが、次順位との差が10万円・・・。天地の差の10万円なのでした。 その10万円に思い出したのが、次順位の悔しさ。 二番手は「あと11万上げとけば取れたのに・・・。」の心情がわかるからなのです。 一時競売でしか商品不動産を買えない時期があって、その時も取れればいいけど次順位も多々あり、「あと数万円・・・数千円・・・」で悔しい思いをしたから思い出したのでした。 その時の悔しさは落札者に向けてじゃなくて、自分に向けてだから尚更悔しいのです。 久しぶりにいろんな事を思い出させてくれた「競売」でした♪    

By |2020-09-18T10:14:20+09:009月 18th, 2020|News|2020.9.18 はコメントを受け付けていません

2020.9.14

政府はコロナ禍の影響を小さく見始めて「Goto~~」を推進しようとしております。飲食・観光業にとって巻き返しのキャンペーンとなることを祈ります・・・。国民もバカじゃないから安易には乗らないと思うけど・・・。 秋も日に日に濃くなってきて、それに合わせるように賃貸・売買問わず需要層の動きが戻り始めております。 しかしこの動きも、いつブレーキがかかるのか?を気にしながらの運営となっていて、動きのあるうちにマス目を先に先に進めておかないとならないのです。 それは、予想外であった真夏のコロナウイルス第二波。 そして、この時期のGoto・・・。 全国的に人の移動を促進する政策で、再び全国的に広がる予感なのです。だからこそ、経営運営のマス目を進める事が大事なのです。そのマスは売買であったり、新規事業であったり、財務であったりですがとにかく少しでも前に進んで「コロナ禍の影響」を逃れられる場所まで進まないとね♪      

By |2020-09-14T14:08:55+09:009月 14th, 2020|News|2020.9.14 はコメントを受け付けていません

2020.9.8

今月に入り売却受託、競売入札の準備と動いておりました。受託種別は戸建となり、今の市場では人気種別となります。やはり、今年のコロナ禍で住環境において都心回帰から郊外回帰の流れが確実にできております。そして、その流れはハウスメーカーの来場者数にも表れていてコロナ前に比べて増加しているのでした。逆に動きが鈍くなったのは「売マンション」仕入れから成約までの期間が6か月から9か月程度(これは郊外含む県内)が当たり前となってきました。この価値観の転換もコロナ禍の影響となります。この転換点を予め予測し準備できるのが「名経営者」とするなら、サラリーマン社長よりも創業社長の方が危機感察知は早かった気がします。そして、仕入れも土地仕入れから中古戸建にシフトしているところが増えてきました。これも、各社の目利きの結果と思うのです。そんな中で大手ハウスメーカーは自社施工の戸建の買取再販に注力し、いわゆるアプローズハウスとして再販することを柱にしております。そして、僕のような業者の生き残りは大手を出し抜き、大手の出来ない新たな手法を編み出さなくてはならないのです。資本で負けるのであれば智恵で勝つ!!その一環として今回14年ぶりに競売入札したのです。なんで今?それは、共有物件だからなのです。借地借家の権利売買や任売と違い初めての事・・・その共有物件の値付けや価格の出し方、そして出口戦略。どれもが初めてで考えている間は至福の時間なのです。新しく学ぶ材料があるって幸せな事と思います。さて、ある程度まとまったから、お楽しみにしてくださいね。自分の経験でお伝えしたしね♪        

By |2020-09-08T13:58:28+09:009月 8th, 2020|News|2020.9.8 はコメントを受け付けていません

2020.9.2

第二四半期の最終月に入りました。そして今年も残り四か月・・・。その四か月にこれから開設公開するwebサイトの成長を観察することとなります。会社として「スコア・コンサルタント」が現実社会で活動し、webにおいては「定額制」そして、今作っている「仮)任売」。そして、この他に、web・ブログの会社ページを稼働させていて全てを繋ぎ稼働しております。このSNSはじめwebの役目と効果を色分けして観察しているのですが、一言でいうと「会社」「代表=僕」についての興味が多く、そして面白いことに「同業者比率」が高いのです。一般のお客様は、契約前に閲覧したり、一度お会いした後の閲覧が多い感じ・・・。この中身が意味するところは、突き詰めると文章から見た僕という人間性を調査されているのです。読み手や受け手に判断や印象を任すやり方・・・現実の世界と同じなのです。ネットの印象と現実の印象は違い過ぎるのが多いのですが、なるべくその差を小さく進めていっていずれ現実とネットの合一を図れたらこの先の活動が楽になる気がしているのです。楽になるために今活動しているって、現実社会と同じと思います。        

By |2020-09-02T13:25:14+09:009月 2nd, 2020|News|2020.9.2 はコメントを受け付けていません

2020.8.25

早いもので残り1週間で八月も終わります。さて、来月は・・・ 見込数字は立っているからいいけれど、読めないのが新規公開するwebなのです。 さて株価だけは景気よく高値を狙っているけれど、足元を見ると廃業倒産予備軍が増えてきていて、リストラによる人員調整が本格化しそうなのです。 それは、この業界も同じで損益分岐点を毎月コンスタントにクリアしているところも、先を見て検討し始めている・・・。 そういうところは「まだ余裕のあるうちに人員整理」 追い込まれてからの人員整理と何が違うのかというと・・・傍から見ていると整理することに変わりが無いのです。 共通するのは会社存続のための財務強化。 そこは数字の世界なのです。しかし、その数字を作るのは就労者・・・。 僕みたいに一人で運営している者からすると本末転倒となる人員整理と思えるのです。 確かに、売上上げるために人を雇用するのだけど、いざ売り上げが立たなくなったから人員整理って、ヒトを道具や材料にしか思っていないからとしか思えないのです。 僕が一人でやるのも、全ての責任を僕一人で負う為なのです。 その責任の上に人を雇って、その人のライフをのせる事は考えられないのです。 だって、代表の判断でその人のライフが悪い方に変わるんだし・・・。 会社を大きくするよりも、会社や自分自身を強くする方が理に適っていると思うのです。 特に、今回のような災いが起きると尚更思うのです。        

By |2020-08-25T14:29:22+09:008月 25th, 2020|News|2020.8.25 はコメントを受け付けていません

2020.8.19

予想されていたとは言え、我が国のGDPマイナス27.8%で済んで良かったです。 しかし、7-9の数字は持ち直すとはいえ前年比マイナスがどこまで回復出来るのか? 飲食・観光だけが悪い訳じゃなくて、一部を除くと全産業にダメージがあるコロナ禍。 印刷・建設・不動産・広告・設備と僕の仕事に関連するところが多いけど、話をすると民需実需が止まっていて10-12の仕事に穴が空きそうなのです。 また弁護士の先生仲間とも話すけど、10-12における債務整理相談や廃業・破産・倒産は確実に増加の予測なのです。 では、どうすれば? 個人ではどうしようもありません。 政府による政策のセーフティネットや消費税減税、社会保険減免等が無いと生存が厳しくなるのです。 そんな中において少しでもwithコロナ・afterコロナでの処し方をネタとして考えているのですが、このGDPマイナス・・・僕はデフレの加速を伴う市場収縮と新市場の創出をイメージしているのです。 古い世界から新しい世界。価値観の進化と言い換えても良いのです。 この新市場は僕にとってのブルーオーシャンなのです。 まずは、その海に飛び込む前の準備運動が終わって、これから飛び込んで水温・潮の速さ・深さ・広さを見てみるのです。 そして、問題ないようならこのブルーオーシャンを告知するのです。 やっぱり、自分でやってみないと信用も信頼も生まれないからね♪この業界の「新しい海」をお楽しみに・・・        

By |2020-08-19T11:17:09+09:008月 19th, 2020|News|2020.8.19 はコメントを受け付けていません