コロナ陽性者も日に日に減少し始めてまいりました。少しづつ街中に安堵の気持ちが広がっている事を観て取れます。

しかし、2年近くのコロナ禍を過ごしたからこそ「やらなければならない事」も見えてくるのです。

もちろん、不動産業者の私の「やるべき事」は業務に関しての事・・・。
そして、今後年末年始の予測。

あくまで個人的見解なのであしからず・・・

まず、市場のマインドを左右するコロナウイルスですが、10.11月は山の底で推移するも新規販売の供給が少なく、仕入れ業者の高値購入は継続。反面、価格についていけない業者の資金繰りに黄色信号の第三四半期と予想してます。これは、過去の経験とコロナ感染拡大第六波から需要層の動きは11月の第四週で鈍るからなのです。

青信号のスコアも今からプロジェクト含めた資金調達の準備開始です。

個人的に、この第三四半期は注意していて、コロナ禍だけではなく国政選挙による政治の不安定な動きが環境の下落圧力として見ております。
マスコミ報道は自民党総裁選挙に耳目を誘導しているけど、その後の衆議院選挙で新総裁下の政権与党の議席数減少は避けられなくて、国会運営が停滞します。特に、ピントのずれた野党も経済停滞、国民生活下落圧力に寄与しているしね。

今回の総裁候補は各人各論に良いのはあるけど、総論になるとこの先の日本国の停滞は避けられない候補者の資質・・・。

でも救いは、誰か一人がずば抜けて支持されるよりは安心です。そういう人が出たら国民の生命財産に黄色信号が灯るからね。

総裁選挙戦の後に自民党内でノーサイドの精神があれば救いはあるけど、特にプライドの高い為政者たちに、戦いが終わった後、遺恨が残らないはずがなくて、年代別・当選回数別での意思疎通の分断による足の引っ張り合いが更に加速するのでは・・・危惧しているのです。
それは結果的に、停滞のしわ寄せが国民に来ることになるからね。

しわ寄せされる内容は、2007年から一貫して下がり続ける可処分所得と、同時期からの税負担・社会保障費の上昇が更に継続される事。

これは、金融緩和によるマネーの循環が一部だけで、それ以外は停滞減少する事になるからなのです。
それは、今以上に債務延滞が増える事に繋がり、これを解消できる為政者が現れない限り「何のために仕事しているの?」「何のために生きているの?」からくる暗い未来の日本国が近付くことに繋がるからなのです。

結果として、第三四半期はコロナ禍と政治による経済の停滞落ち込み。そうならないように祈念注視しているのでした。