2022.8/26

今月初めての投稿です。 出来なかったことには理由があり、第七波コロナ感染による一罹患者となってしまったのでした。 第6波までは自己免疫、基礎体力が満たされていたから大丈夫という成功経験から油断しました。病状は特になくて悪寒がして熱が37度になり自宅保管の抗原キットで検査すると「陰性」でしたが、万が一を考えPCR検査を受検したところ、その夜に「陽性」の回答が入ったのです。 そして朝になり病院予約して受診したけどこの時には熱も36.8度に下がり始め、処方された漢方薬を10日間飲んでおしまいだった。 なんだろう・・・夏風邪のような体験でした。 おかげで、今月は夏季休暇も重なり3週間近く休んだのですね。 過去を振り返っても3週間近く休んだことが無いので視点をかえれば思い出に残る2022・夏となったのです。   この休み中は第三四半期・第四四半期の下期について考察する時間がたっぷりとれたので上期を振り返りながら予想してました。 各材料・原料・設備・人件費の高騰も落ち着き始めた反面、不動産は高値在庫が散見し始めてきました。そして、金融機関のスタンスも案件毎の審査厳格化の兆しが起こり始めて来てます。先期から見通していた「金利高」「融資厳格化」もまだコロナ対応融資受付期間なので、水面下の流れだけど年内から始まる事は確信です。そうなるときつくなるのが借入過多、自己資本比率の低い会社、長期在庫保有する会社、そして開発・建築案件を手掛けている会社などとなってくるのです。実際、契約時の施工価格から引き渡し時に追加要請がある事が増えてきて、その追加分を金融機関に頼んでも借り換えに応じないというか、応じれない金融機関が出始めております。それは、業者にとってもキツイことで資金繰りに奔走する結果となるのです。今までのように右から左への調達が会社の中身によって大きく選別されている事が伺えるのでした。 そんな時期に入っているのを前提に会社運営をしているけど、資金調達において長期は「収益購入」そして短期は「プロジェクト」となるけど長期収益について自己資金の比率が高くなるし、短期については仕入と売値による利益率が下がってくる。プロジェクトは利益よりも回転のスタンスにならざるを得なくて、売価の低下が来年から起こる。年度末の期間値引きがどこまで下がるのか?ここがひとつの注目点になります。いろいろと指標・市場・世の中を観察して来期に備える事になる下期ですね。