さて、岸田政権も危険水域に入り始め前菅総理のように足の引っ張り合いの様相となってきた日本の政界。そして不動産流通業界においても売買における流動性に減速感が増してきております。その代わり賃貸においては例年通りの動きが残っているので何とかなっているのが実情ですね。

このブログでは自分の思う事を備忘録として残しているのですが現在の市況、世の中の状況をもとに書いていて今後起こるであろう事柄を推考し準備対応する意味もあるのですね。というのも、一次取得層が動けないのも世の中の状況、今でいうと消費者物価の高騰により購入よりも現状維持を望んでいる事が読み取れて、この先の出来事・・・日銀総裁退任と就任によるゼロ金利解除、ロシアvsウクライナの推移、更なる円安、そしてこの冬の支給されるボーナスの想定額。によっては購入を我慢して現状維持が大勢を占めるようになるからなのです。

そんな中、激動の不動産の入口となった現在の市況から、買っていいのか?悪いのか?業者としての見立てを発信しておりますが、
結論から言うと来月に一回目の買い。そして次は年明け2月。理由は、ここまでの時期においてのローン金利が上がる可能性が低く、且つ売主物件の値引き10%は想定できるから・・・。この10%スタートに割引率が増せるかどうかは市場反応数、業者体力に左右されることになります。

スコアンとしての見方は来期の事を考えると売る方は損切覚悟のスタンスで販売するべきだし、買う方はゼロ金利ラストチャンスと思うから買えるなら買うスタンスで入手されるのがいいと思うのです。

また、インフレ時の資産保全としてカネよりモノがセオリーとなります。銀行に預けるくらいなら収益購入でモノに変えるのも検討に値いする保全の仕方なのですね。