2020.3.16
世界的に感染拡大している新型コロナの影響でヒト・モノ・カネの動きが一気に鈍化し始めました。不動産業界においても同様で、この年度末の取引数も激減しているのでした。 見方を変えると業界淘汰の時代になったとも言えます。 淘汰という最悪のシナリオをどこまで認識しているかによって各社の生存率が変わる時代になり、今までのような運営では立ち行かなくなるのです。 私見ながらの予想では、上半期に各業界においての廃業が増加し、それに伴い個人の債務整理も増加基調になります。また、経済の成長も見込めず結果、税収も減少。不況時の収入低下から円安が進み物価高となると、今以上に消費能力が低くなります。その中で、自宅購入できる人のパイも縮小し、購入意欲のある人は「現金購入の人」「ローンの通る年収の低い人」「業者」「公務員」と想像します。 危機の中での購入においては、気づきと危機感に対しての感性を掘り下げて準備対応をしているか否かに集約されるのです。 今後1年間を100年に一度のチャンスとして動けるヒトや会社だけが生き残れると思っていて、そのチャンスを生かすために物件購入においての選択眼、そしてその物件売却時の物語をどこまで読み込めているか?また、そのための資金についての準備を積み上げているか?この三点が生き残りの必須の能力と思うのです。 このブログは、プロの本音をさらけ出し、今後の参考になればというスタンスで作っております。少しでも皆様の検討時の一助になれば幸いです。