今年も残すところ1週間となりました。本年もご愛顧のほどありがとうございました。新たな年も変わらぬお付き合いくださいますよう宜しくお願いいたします。
さて、この年末にきて各社各業界の生の声を聴いたうえで来年の予想をし始めております。この予想をもとに来年の計画に落とし込んでいくのですが全般的には厳しい年度となります。ご存じのように日銀総裁交代による「金利」の上昇。そして為替の円高への転換。株価の下げ。ひとつひとつがリンクし影響を受ける不動産業界になり相場は現在の高値横ばいが、ひとつのきっかけで下げに転じる予想をしているのです。まずは第四四半期の在庫調整に伴う価格のダンピング。そして、新年度の金利上昇による在庫処分。こうなると仕入れ価格も高値追い出来ずに下がり始めてまいります。こういう時は売主の体力もあるけれど来年の秋には価格も一段下げないと、売れない・買えないの状態に陥ります。結局、回転させてナンボの不動産流通なので今の状態だと干上がってしまうからね。
全体の見立ては「厳しい」とみたけど個別でみると頑張っているところの伸びしろがまだあって、厳しくとも売上利益を増加している会社もございます。そういう会社の共通しているところは仕入・販売において「捻り」が効いていて物上げひとつみても仕入の方法を変えたり、仕入対象を変えたりしているのです。特に価格帯の見立てを間違えずに仕入すればまだまだ購入層の動きがあって、厳しくとも売上利益を伸ばしているのね♪
スコアンは来期上期までの動きはほぼ決まり、あとはその流れに沿って粛々とミッション遂行すれば良しとなりました。
新しい年もよろしくお願いいたします♪