こんにちは。今月に入り同業者と会う事が多く、主題以外での会話としては「金利」の話から業界先行きに移る事が増えてきました。今回の黒田日銀総裁退任、上田新総裁着任の報道からみると緩和路線の踏襲を読み取れるけど実体経済からみると長期金利については国債買入を更に減らし金利については上げざるを得ないところまできそうなのです。日米の金利差による円安進行、輸入物価上昇、それによる生活物資上昇と来ている今、これ以上の物価上昇となると政府・日銀への怨嗟の声が広がり収まりがつかなくなりそうだしね。まずは来月から始まる統一地方選挙で政権与党の議席が減少し、地方での影響力も小さくなります。そして、地方本部から現政権に対する突き上げが強くなって、それに合わせて与党議員の突き上げや辞任圧力が増す内紛になります。しかし忘れてはならないのが「旧統一教会」に対する友好議員のやってきた事。そして、東京オリンピック疑獄。今に始まったことではない利権漁りの与党体質ではこの先の経済や景気のかじ取りは任せられないのです。だからといって野党の力弱さも知っているから悩むのです。
この政治の決定力が弱いから、世界の中で金利、株価が翻弄されるのはしょうがないのです。だから、洞察力・推察力・想像力を働かせ新年度を予想するのですが長期金利上昇につられ短期金利についてもきっかけ次第で上がり始める事を予想しております。マスコミは短絡的に「住宅ローン金利に跳ね返る」ようなことを流すけど、金利上昇しても上限があるから慌てなくても大丈夫。それよりも、上昇幅の許容を知る事から始めるのが賢明です。まずは金利上昇という敵を知る前に自分の収支を把握し改善したうえでその次の事を考え実行すべきなのですね♪