7月に入り業者と電話ミーティングが増えました。このコロナ禍で損切りしても売り抜けた安堵の業者や未だに在庫として商品物件を抱え不安を持つ業者、本業以外に活路を見出す業者・・・共通するのは、この先半年一年の不安を抱えている事なのです。
「不安」は業をしていればついて回るものだけど、このコロナ禍に見える不安は質の違う気がしております。
それは、市場縮小の副作用を伴う不安。デフレ加速の不安。そして、会社存続の不安が通底している不安と見受けられるのです。電話で聞かれることは「鈴木さんならどうする?」
当事者じゃないからはっきりとは言えないけど、市場縮小に対する不安は「今まで」とは違うフェーズになっている業界を自覚して、「今まで」とは違う事をして縮小を食い止めるしかないのです。
それは「不動産業として・・・」「今まではこうしてた・・・」「業界内の・・・」という、枠を抜けたことをしなければならなくて、この業界内からでは考えもつかない、それでいて法律に則った中身や仕組みに気づかなければならないのです。
それに気づくと縮小の中の拡大が生まれるのね♪

そして、デフレ進行の現在仕入れは市場・仕入れとも価格が下がっております。これはエリアの選別・1年後の相場予想を厳格にすれば対応できます。また、損切金額の許容額さえ用意できれば不安なく勝機を得られるのです。これがリーマンショックで学習したスコアンの答えなのでした♪