業界定休日なのですがレポート作成でお仕事なのです。そして、そのレポートを作成するにあたり参考としているのが、業界データ・総務省データ・日銀データ・株式債権為替データからの指標なのです。

実際にプレーヤーとして、不動産流通の現状を見ていて思うのは「肌感覚」と「指標」の一致なのです。

データの方が肌感覚より1か月から2か月遅いけど、大体合致します。

しかし、大切なのは実際に動いて感じるミクロの部分。

それは、売買においてマンションより戸建指向が増えてきたことや、賃貸でも貸地・倉庫は変わらないで流通していること。金融機関のスタンス。住宅ローンの審査が早く平均よりも優しく見てくれる機関。賃貸居住用におけるADの上下・・・等々、実際のプレーヤーにしかわからない「生」の情報から得たものが後で指標に反映されるのです。

数字ではわからない肌感覚。

この感覚を持ち続けるためには、常にフィールドに立ってプレーして、そこからの知識経験を依頼者にフィードバックするのが、僕の考えるプロの姿なのですね♪

取引数というよりも動いた購入層が消えた5月を底に、いまのところ順調に回復軌道に乗り始めた売買市場ですが、今回のコロナ禍で目も当てられない動きや対応している行政の長を見ていると、確実に第二波を覚悟しないとならないと切に思うのでした。

その時は、1回目のような経済停止で済まない気がするし・・・ひとりひとり気を付けておすごしくださいね♪