物件の売りや買いの間には壁という境界があります。

売りの世界、買いの世界は面白くて、売る世界は如何に壁を下げないようにするのか?に注力し、買いの世界からは壁を下げたり壊したりするために、下げるための道具として材料を探し組み立て壁に向けてぶつけてくるのです。

この戦いは買いの世界から行動することが大半で、売りの世界の始めは高い位置にいるのです。

その高い位置にいる売りの世界の住人を降ろしてくるのも面白いし、買いの世界を上げていくのも面白いのね。

また、その判断をするのが審判役の仲介者。

この仲介者が曲者で、軸を持って判断する審判役の仲介者は少ないのね・・・。

この原因は「両手取引」といわれる双方から報酬を貰うシステムがいけません。

大半の取引業者にとって「両手」で数字を上げていくのだけど、両手だ!片手だ!なんてことに拘っているうちに、取引業界全部が遠くないうちに無くなるのね。

今は、信託銀行だけが恩恵を受けている不動産取引ですが、そのうち普通銀行による不動産取引業が解禁許可されたら・・・。

大手のブランドの会社の名前だけでは無い、余程のスキルやネットワークを持っていないと縮小からの消滅の道に至るのですね。

取引業者としては生死をわけることだけど、立場を売主や買主としてみた場合には資金まで含めワンストップの恩恵があるから利便がいいと思うしね♪