上期・第二四半期の最終月になりました。今月は利益確保の追い込みと来期の準備に忙しくなりそうです。

でも、たまに思う事があって「不動産仲介の未来」はどうなる?ってこと。

こんなことを思ったのも銀行業法が改正されて中小企業の株取得が出来るようになった事がひとつ。
そして、銀行を取り巻く環境がこのコロナ禍で更に厳しくなってきて、異業種への参入障壁も下がるのではないか?
という危惧があって、ひとり「不動産業界」の未来を案じていたからなのです。

ここからは僕の予想で、銀行の不動産取引参入は近い将来・・・10年以内に起こります。
そして、既存の取引業者よりも利用者にとっては好条件となります。
例えば、5000万位の戸建購入予定のお客様。初めて購入する一次取得者です。このような需要層の行動は、大手のサイト閲覧して問合せ。そして内見、申込、契約となるのですが、このサイト閲覧の時にローン計算も行い、月額支払や頭金を並行してシュミレートするのです。
今までは、大手仲介を探して、条件が合わないと中小地場仲介に降りてきて、さらに零細仲介という流れがあったのですが、銀行が仲介することになると、購入の胆であるローン優遇をかけて資金面で安心を提供し、契約引渡しまでの道筋をワンストップで提供出来るようになります。
そして、人員に関しては株購入の資金提供という名のⅯ&Aで即戦体制を作り上げる・・・。
そうなると、脅威ですね。

自分含め、生き残りを左右することを「今」しているか?
に繋がるのだけど、零細業者のひとりとして思うのは、生き残れるのは「主」と「元付」、「専門業者」だけと思うのです。

管理も安穏としていられません。
管理戸数が多ければ多いほどあの手この手でその会社の株を取得するために手を伸ばしてくるからね。

55歳の今、未来を真剣に考えるのでした。