11月に入りコロナ禍のニュースも減り始め、街中は少しづつ人流回復に向かっております。その回復基調に水を差すのが「値上げの秋」というニュース。原油産出国の生産調整と供給者の生産が需要に追い付かないための価格上昇。その上での金利上昇・・・。まだ、日本はいい方ですが、今冬に改めて実感するインフレーション。そこで収まる事を祈ります。

改めてインフレを考えるけど、貨幣価値が下がる事。いままで1000円で食べる事が出来たラーメンが1200円になることで、実質的に-20%の価値が毀損されている事なのです。これがデフレだと、1000円のラーメンが800円で食べる事が出来る。という事は+20%の価値を同じ1000円なのに生まれている状態なのです。そして、インフレになるとお金の価値が下がるから、目ざといヒトは「モノ」それも、価値の下がりづらいモノに変えていくのです。まわりまわってこれが、バブルを生む土壌となるのです。逆にデフレの時はお金がお金を増やす「投資」に向かうのです。おかげで「収益モノ」というアパマンが活況だったのです。

さて、コロナ禍の拡大が起こらない前提でこれから年度末までの勝手な予想・・・。年度内は多少高くても不動産は「買い」です。特に法人名義での購入。年度内は、補正予算が組まれ、積み残し予算の使い切りに伴い、コロナ関連において好条件での受付があるから、これを使い長期で資金調達するのです。来年度からは法人向けの緩いメニューが減るからね。