2021も残すところあと10日。各社各人さまざまな思いを胸に活動していると思います。さて、今日は2022について現場の肌感覚からの私見推測をしてみます。まず私が属する不動産。売買は先月第二週からエンド実需の動きが鈍くなり、今月に入ると更に減速感が増してきました。この流れについては、原油高を起因とした物価上昇とコロナ新株オミクロン拡散不安とみれます。これが2022の第四四半期に入り、実需需要は2月3月に決算月に向けたダンピングによって生まれる需要層の動きが中心となるが成約数は昨年並みで増収減益と見ております。また、金融機関の融資スタンスについては審査基準のハードルが上がり始めます。今までのような融資は考えない方がいいと思うのです。まず、米国FRB発表として新年度から金利引き上げを年3回と宣言したことに起因します。その3回がいつ頃なのか?それによって仕入れ時期も変化します。僕が想定しているのは、4月7月11月と考えていて、新年度と同時に0.5%上限の金利引き上げ。この時はまだ日本の金融機関も3月期レート。ただその金利は会社によっては上げてきそうです。確実に米国の金利高を反映するのは7月と読んでおります。この米国発の金利高で株価が下がるのは想定済みで平均株価も今よりも3000円程度下がり25000円割れ予想なのです。だから、買っていい投信は限られてきます。不動産も高値成約で推移していたが新年度からは軟調となり、前年高値仕入したところが柔らかく価格対応を始める予想なのです。どちらにしろ、来期は今年以上に資金・市場動向に厳しくなると思うのです。貸し剥がしまでにはならないけど、第四四半期から融資金額を減らしてキャッシュを厚くしていかないと運営が厳しくなるからね♪