月別アーカイブ:5月 2020

2020.5.28

緊急事態宣言解除に伴いヒトとモノの動きが戻りつつあります。しかし、安心はできません。それは雇用と失業、入社と退社の数が反比例してくるからなのです。雇用は下がり、失業が上がる・・・。また、給与は良くて横ばい、たぶん手当のカットにより下がる事が考えられ、賞与については支給されれば御の字となることが予想されるのです。これがコロナ禍の2020年度の一面と思うのです。そして、不動産流通。その一面から、競売や任売が増加?とイメージしやすいのですが、僕は金融円滑化法、モラトリアム法がタイトルを変えて復活すると思うのです。リーマンショック後に当時の亀井大臣が「潰さない」の方針で行われたもので、金融機関には抵当権実行をさせずに、リスケ対応を評価することになったのです。その時の再来ではないけれど、ローン返済に対してはリスケしやすくなり、売らなくても大丈夫の方向になると予想したのです。ただ、このような時期には何が起きても不思議ではありません。居住系は適用するけど事業系は不適用になるかもしれないし・・・。今は、どのような市況になっても対応できる状態にしておかないと、コロナ禍という波に呑まれかねないからアンテナ張って準備してくださいね。

By |2020-05-28T15:36:50+09:005月 28th, 2020|News|2020.5.28 はコメントを受け付けていません

2020.5.22

コロナ禍による経済停止の影響で国として、給付・補助・助成・融資等の資金的バックアップをしております。担税者としては心強いものを感じます。 しかし、各種の給付等で第一四半期にコロナ関連予算を使い切ることが見えてまいりました。 その為、第二次補正予算を承認しないと大変な事となるのです。 そのひとつとして、持続化給付金がございます。前年よりも売上が50%以上落ち込んだ法人個人向けの給付金で、経済産業省中小企業庁が窓口となり受け付けておりますが、当初想定の130万社に早くも今月中に到達しそうなのです。 この申請数と申請スピードから、下手したら今月中に第二次補正を組まないと一時受付を停止する可能性があるのです。 緊急事態宣言による自粛の弊害で、まだまだ増えると予想される申請者・・・。国のスピードが遅いのを前提で、これからも早期に対応準備していかないとまずいのね。

By |2020-05-22T09:10:47+09:005月 22nd, 2020|News|2020.5.22 はコメントを受け付けていません

2020.5.19

大手仲介会社のテレワークで担当が居ない事が多くなっております。それは、金融機関も然り・・・。大手のテレワークは聞こえが良いけど、依頼者の事を考えると機動性・即応性において明らかに後れを取ると思うのね。特に、これからの時世を考えると・・・このコロナ禍によって、予想する時世は法人の破産増、就業労働者失業率増によるローン債務者の滞納率が上がる事。結果として、「事件モノ」といわれる競売物件の増加や債務整理に伴う任意売却の増加に繋がるのだけれど、その状況で必要なのは機動性と即応性・・・。そうなると、大手が入ってきてもどれだけ対応できるかが勝負を決するから、ノウハウを持つプロのアドバンテージが高くなるのです。ローン返済で悩んでいるのであれば、本当の意味のプロとの出会いが出来ると再スタートが切りやすくなるから探すときは見極めてくださいね♪

By |2020-05-19T11:51:33+09:005月 19th, 2020|News|2020.5.19 はコメントを受け付けていません

2020.5.15

コロナ禍も気温の上昇とともに不活性化されているのか、罹患数が減少して緊急事態宣言解除も終了し始めた県も出てまいりました。喜ばしい事です。会社のある神奈川県も今月末には宣言解除になることを祈っているところなのです。さて、もし月末に解除されたら次は今までの自粛の反動が現れます。それは、不動産業も同様と思われます。その為、今のうちから購入検討の物件を吟味し、下見内見をしておくのがよろしいかと思うのです。理由は、その物件がいわゆる長期在庫、年度跨ぎの新築戸建の場合は値引きに応じやすい状況であり、他の一般需要層よりも進捗スピードが早まるからなのです。ただ懸念は、コロナ禍による担当者半減でローン審査の時間がかかる事。そして、登記所も同様に人数半減の為、移転設定抹消等の登記がコロナ前に比べて時間が長くかかる事。それらを踏まえて、業者としては余裕を持ってやりたいところですね。気が早いことでは「アフターコロナ」の在り方ですが、上期は現金給付で気分も前向きとなるかもしれないけど、秋からのインフルエンザシーズンに、もし第二波がきたら・・・それを踏まえた組み立てをしていかないとなりません。同じように、外出自粛の緊急事態宣言となった時、今のような対応を行政がするのかもわからないからね。スコアンは、その時の為に会社の端末にカメラをつけて、併せてノートPCと同期とって動画システムを準備していくのね。この初夏の準備は熱くなりますね・・・次の為に。

By |2020-05-15T11:17:37+09:005月 15th, 2020|News|2020.5.15 はコメントを受け付けていません

2020.5.11

連休明けの月曜日、電話対応・電話依頼をしながらのローン申込の案内を作っておりました。そして、取引金融機関と電話で今月の状況ミーティング・・・。このミーティングが、他業界含めた、状況を把握する一助になって、不動産業界は見方を変えると、コロナ禍前から取引が低下して、3月の自粛要請、4月の非常事態宣言で完全に一般の需要層が停止しているのです。そして、去年プロジェクトを開始し期日融資で事業を行っている同業他社=売主業者は、会社存続の為に融資借換や延長に動き始めているのだけど、第一四半期内で実行や承認を取れる事を本当に祈るのです。資金や会社存続について、ヤバいヤバいって言えているうちは何とかなる希望があるから大丈夫なのだけど、これが静かになると本当にヤバい時。 これは、法人も個人も関係なくて、カネに追われると誰もが陥りやすい「無口」「ダンマリ」「上の空」になるのです・・・。 精神的にタフじゃなきゃ務まらない「代表」の座なのです。 僕が債務整理で携わるクライアントにも言うけど、正直に話してもらい、返済対応・対処を一緒にやるのです。小さなことでもいいから言葉として出してもらうのが大事で、ふさぎ込んだりすると「鬱」になるからね・・。 そこまで考えるのも、カネの事で生きる希望を失くして欲しくないからなのです。 生きてりゃなんとかなることを伝えたいのです。

By |2020-05-11T11:42:18+09:005月 11th, 2020|News|2020.5.11 はコメントを受け付けていません

2020.5.7

ゴールデンウィークも終わり、ステイホームとなった連休でした・・・。 その間、ニュース、書籍はじめ情報の収集をしていたのですが、僕が見ているのは「コロナ禍の後」の世の中なのです。 3月から週末外出自粛が始まり、4月の非常事態宣言。そして今月末までの非常事態宣言延期となりました。 公開情報での期間としては2か月半。そして、武漢からを踏まえると約半年・・・。この期間だけあると、ライフスタイルも変化せざるを得なくなります。 そうなると、就業スタイルも同様に変わります。また、会社というものも併せて変化していきます。 その変化は、去年以上にネガティブなニュースが増えるのですが、僕が見ているのはそのネガティブな世の中に必要となるスキルなのです。そのスキルを活かすというのは、今までのように相場が下がっての底値買いだけでは、つまらない。 自分で始めた業が満足納得して続かない事には自分としても面白くない・・・。 そこには、世の中の為、依頼者の満足納得が入っていないとならないという事なのです。 その上で、キーワードは「分かち合い」「寄り添い」「共感」となるのでした。

By |2020-05-07T11:35:11+09:005月 7th, 2020|News|2020.5.7 はコメントを受け付けていません