月別アーカイブ:7月 2020

2020.7.30

コロナウイルス第二波と各知事が認識し始めたこの頃、僕の感想は「3か月早いよ・・・」なのです。 巷言われるコロナ後の世界も見えていないのに・・・。 それは、リモートビジネスとか非対面活動とか言われるけど、マクロのコロナ後ではない、ミクロのコロナ後が頭の中でイメージの映像化が出来ていないから・・・。 同業者や異業種の人と話していても誰もがわからない感じなのです。 そして、少しでも・・・の思いで読み始めたのが「コロナ後の世界」ポール・クルーグマン他。 外からの視点からヒントがあれば・・・の念からなのです。 経済はその国の息吹が数字や心理となり形となるもの。 そして、日本人のそれは、自制的な国民性だからこそ拡散防止の「外出自粛要請」のキーワードが出たときに、心理変化による影響が出やすくて感じ取る意味もあるからなのです。 会社運営においては規模が小さいほど影響が少ないのだけど、影響が少ないからこそ今のうちに次(コロナ後)の準備をしなければなりませんからね・・・。      

By |2020-07-30T11:26:35+09:007月 30th, 2020|News|2020.7.30 はコメントを受け付けていません

2020.7.28

第二四半期初月も今週で終わります。 先月の流れを引き継いで終わりましたが、先日提出した買付の回答が来たけれど、まだまだ売主が降りてこないので保留となりました。 さて保留の回答が来たから、また仕入れ物件を一から起こさないとなりません。 8月は景気が良くても悪くても毎年動きが低調になるので、吟味する時期としては良いのです。 8月前半に段取り組んで、後半に契約・・・。頑張ろう! 年々、時世を見ながら商品仕入となるのだけど今年はコロナウイルス禍のせいで売りも買いも全体的に委縮しております。こういう時は下がり相場の中の高値付がキーワードだけど、この数字の読みがキツイのです。今多いのは数字に対する「抹消不可」。実勢と残債の乖離なのです。仲間からの話が出て来ないのも考えて久しぶりに競売参加も視野に入れる事になりそうなのです。 法人ではなくて個人的な理想は売買ではなく「全仲介」が理想なのね。それは、物件売買よりも自分の中で自覚するくらい案件に対して気持ちが満ちるのね♪ たぶん、仲介の本質である「繋ぐ」に対して鮮明な仕事だからかも・・・。 繋ぐ・・・コネクト・・・。 これからも仕事にしろプライベートにしろコネクトして活動なのですね♪    

By |2020-07-28T10:22:29+09:007月 28th, 2020|News|2020.7.28 はコメントを受け付けていません

2020.7.21

政策産業の一面を持つ不動産業界。 そして、先月より自粛していた需要層の動きが出てきて取引数も増えてきております。 完成在庫の値引きもあるけれど、明らかに買い意欲は緊急事態宣言前より強く感じます。 それに比例して大きく伸ばしているのが、コロナウイルス感染者数・・・。 しかし、明らかに増えているのに自粛要請も出さずに経済重視の方針で進んでおります。 表面的には、けしからんと思うけど政府が自粛のアナウンスをしないのは理由があると思うのです。 緊急事態宣言よりも強い制限をアナウンスするには法的根拠が必要で、そして補償も必要になってきます。それを、閣議決定するにはまだ「コロナウイルス」が未知だから・・・。 憶測だけどGo toキャンペーンをして拡散スピードや感染者数を見たうえでの立法判断になると思うのね。 そして臨時国会でコロナ新法・・・私権制限を伴う法と抱き合わせた消費税減税について「国民の信」を問う・・・衆議院解散総選挙の流れになると予想しているのです。 今の野党に大局観が無いから伸びるのは無理っぽいし、信を問う内容を見極めると、与党の底力を感じると思うのです・・・。 話が飛びましたが、これからの不動産業界。「明るさ」が見えております。 今は転換点の中で、明るく感じられないのは「目の前」だけの思考・・・これからのアフターコロナというよりもニュースタンダードに気づけば明るさを感じるのです。 それは「オリジナリティ」がキーワード。 他社の出来ない、真似も出来ない、その会社のオリジナルを持つところ・・・。これを見つけ出せた会社は伸びます。 逆に、旧態依然のやり方の会社、それしか出来ない、それしか考えもしない会社は沈みます。 そこは、規模の大小が無くて、小ほど有利な業界となるのです。 これから開業するには面白い業界で時代になりますね♪

By |2020-07-21T15:20:22+09:007月 21st, 2020|News|2020.7.21 はコメントを受け付けていません

2020.7.20

東京都のコロナ感染者が増えております。この「感染者数」に神経質になり過ぎても・・・。というのも、同調圧力が数の増加と共に強くなるからなのです。 この同調圧力を醸成するのが「マスコミ」という第四の権力と思うのですが、報道一つとっても伝え方が保守と革新、右と左のマスコミによって答えや伝え方が反対になるからね。 一番怖いのは「まわりがそうだから・・・」「みんなと一緒に・・・」って思う事。 成人になっても「意思」や「軸」を持っていないと、現在始まっている「グレートリセット」に対応できないと思うのです。 底流に流れる世界の流れがビジネスモデルやビジネススタイルを変えると思うしね♪ さて、コロナ禍の対応から地方と国でギクシャクしております。傍で見ていて「あーあ、始まったよ」の感をしております。 終わってますね。国民の想いを具現化するのが為政者なのに・・・。 スコアンとしては「安心」出来て「安全」な環境を提供してくれればいいだけなので・・・。

By |2020-07-20T11:18:33+09:007月 20th, 2020|News|2020.7.20 はコメントを受け付けていません

2020.7.16

物件の仕入れをしているとき、何度仕入れても思うのが仲介者や仲介会社との関係・・・。この関係が無いと話一つ入ってきません。そして、この関係も「金=仕事」だけのところもあれば、それ以外の部分での関係もあるのです。どっちがいいとかどっちが悪いとかではなくて、自分に合えばいいのです。ただ、その関係も数字以上に仁義が根底に無いとなりません。だから、最後はヒトで成り立っている業界なのです。金だけの関係は脆いし裏切りがあるし、そして逃げるから・・・ね♪ これって、仕事以前の問題でもあるのです。金に汚い奴は金に潰されるのをたくさん見たし・・・。逆に、金に綺麗な人はトップを走り続けているし・・・。お金の使い方を見ていると、ヒトと成りが見えるのはその為なのね♪

By |2020-07-16T11:50:27+09:007月 16th, 2020|News|2020.7.16 はコメントを受け付けていません

2020.7.14

今年の梅雨は昨年と大違いの雨量です。原因は太平洋高気圧の動きが停滞しているからなのです。 自然界の秩序において停滞というか留まる事は少なくて「揺らぎ」の状態で動いているのが常態なので、あれ?もしかしたら・・・の考えが沸き起こるのです。 第一四半期から第二四半期に入り、大手建売業者の在庫処理も進み、また5月の緊急事態宣言解除から購入層が動き始めました。 この波に乗るために業界の各立場のプレーヤーも動いております。 それは、3.4.5月という失われた時間を取り戻す勢いなのです。 かく言うスコアンも、プレーヤーとして回復基調に戻すために動いているのです。 その動く動機というのは「危機感」がモチベーションで、契約しても入金されても利益が増えて消える事のない感覚なのです。 また、その感覚を持って過ごしていると、都知事にしろ内閣にしろ緊急事態宣言発出の副作用による経済収縮の大きさが想定以上の結果となったのに懲りて、第二波におけるコロナウイルスの新規感染者や罹患者の数が第一波より多くなっても、ギリギリまで発出しないと思うのです。 民放も総務省には逆らえないから、大本営発表を流すだけ・・・。 その、大本営発表を真に受ける人たちが今一番危ないのね。 そこで、本格的な第二波の前に準備するのが「非対面営業ツール」を構築する事。 これは、申請審査を経ての事業なのですが、文章構成にストーリーを持たさなければなりません。 あと少しで一回目のドラフトが出来て、そこから更に校正して完成なのです。さぁ、続きをやろうっと♪

By |2020-07-14T13:13:50+09:007月 14th, 2020|News|2020.7.14 はコメントを受け付けていません

2020.7.10

物件の売りや買いの間には壁という境界があります。 売りの世界、買いの世界は面白くて、売る世界は如何に壁を下げないようにするのか?に注力し、買いの世界からは壁を下げたり壊したりするために、下げるための道具として材料を探し組み立て壁に向けてぶつけてくるのです。 この戦いは買いの世界から行動することが大半で、売りの世界の始めは高い位置にいるのです。 その高い位置にいる売りの世界の住人を降ろしてくるのも面白いし、買いの世界を上げていくのも面白いのね。 また、その判断をするのが審判役の仲介者。 この仲介者が曲者で、軸を持って判断する審判役の仲介者は少ないのね・・・。 この原因は「両手取引」といわれる双方から報酬を貰うシステムがいけません。 大半の取引業者にとって「両手」で数字を上げていくのだけど、両手だ!片手だ!なんてことに拘っているうちに、取引業界全部が遠くないうちに無くなるのね。 今は、信託銀行だけが恩恵を受けている不動産取引ですが、そのうち普通銀行による不動産取引業が解禁許可されたら・・・。 大手のブランドの会社の名前だけでは無い、余程のスキルやネットワークを持っていないと縮小からの消滅の道に至るのですね。 取引業者としては生死をわけることだけど、立場を売主や買主としてみた場合には資金まで含めワンストップの恩恵があるから利便がいいと思うしね♪

By |2020-07-10T10:05:35+09:007月 10th, 2020|News|2020.7.10 はコメントを受け付けていません

2020.7.8

業界定休日なのですがレポート作成でお仕事なのです。そして、そのレポートを作成するにあたり参考としているのが、業界データ・総務省データ・日銀データ・株式債権為替データからの指標なのです。 実際にプレーヤーとして、不動産流通の現状を見ていて思うのは「肌感覚」と「指標」の一致なのです。 データの方が肌感覚より1か月から2か月遅いけど、大体合致します。 しかし、大切なのは実際に動いて感じるミクロの部分。 それは、売買においてマンションより戸建指向が増えてきたことや、賃貸でも貸地・倉庫は変わらないで流通していること。金融機関のスタンス。住宅ローンの審査が早く平均よりも優しく見てくれる機関。賃貸居住用におけるADの上下・・・等々、実際のプレーヤーにしかわからない「生」の情報から得たものが後で指標に反映されるのです。 数字ではわからない肌感覚。 この感覚を持ち続けるためには、常にフィールドに立ってプレーして、そこからの知識経験を依頼者にフィードバックするのが、僕の考えるプロの姿なのですね♪ 取引数というよりも動いた購入層が消えた5月を底に、いまのところ順調に回復軌道に乗り始めた売買市場ですが、今回のコロナ禍で目も当てられない動きや対応している行政の長を見ていると、確実に第二波を覚悟しないとならないと切に思うのでした。 その時は、1回目のような経済停止で済まない気がするし・・・ひとりひとり気を付けておすごしくださいね♪

By |2020-07-08T15:19:19+09:007月 8th, 2020|News|2020.7.8 はコメントを受け付けていません

2020.7.3

7月に入り業者と電話ミーティングが増えました。このコロナ禍で損切りしても売り抜けた安堵の業者や未だに在庫として商品物件を抱え不安を持つ業者、本業以外に活路を見出す業者・・・共通するのは、この先半年一年の不安を抱えている事なのです。 「不安」は業をしていればついて回るものだけど、このコロナ禍に見える不安は質の違う気がしております。 それは、市場縮小の副作用を伴う不安。デフレ加速の不安。そして、会社存続の不安が通底している不安と見受けられるのです。電話で聞かれることは「鈴木さんならどうする?」 当事者じゃないからはっきりとは言えないけど、市場縮小に対する不安は「今まで」とは違うフェーズになっている業界を自覚して、「今まで」とは違う事をして縮小を食い止めるしかないのです。 それは「不動産業として・・・」「今まではこうしてた・・・」「業界内の・・・」という、枠を抜けたことをしなければならなくて、この業界内からでは考えもつかない、それでいて法律に則った中身や仕組みに気づかなければならないのです。 それに気づくと縮小の中の拡大が生まれるのね♪ そして、デフレ進行の現在仕入れは市場・仕入れとも価格が下がっております。これはエリアの選別・1年後の相場予想を厳格にすれば対応できます。また、損切金額の許容額さえ用意できれば不安なく勝機を得られるのです。これがリーマンショックで学習したスコアンの答えなのでした♪  

By |2020-07-03T14:33:49+09:007月 3rd, 2020|News|2020.7.3 はコメントを受け付けていません

2020.7.1

今年も早いもので年が明けて半年が過ぎ、これから年末までの半年となりました。さて、前半に始まったコロナ禍により日本の経済力が各指標軒並みマイナスとなっております。このまま下げ止まればいいのですが、政府や現都知事が口だけで「下げ止まった」「落ち着いてきた」のフレーズを真に受けるわけには参りません。今は感染者数が落ち着いているだけなので・・・。この先の初冬にパンデミックを想定しているのですが、このリスクに対して数多くのリスクを考えると「外出自粛」「営業自粛」「移動自粛」の再開がひとつ。個人法人問わず「資金繰りによる倒産や破産増加」がひとつ。そして、経済先行き不安からの「株価下落」「長期金利上昇」による価値の毀損がひとつ。そして「地震」のリスク・・・。ひとつひとつのフレーズから、どれだけ想像して想定出来るのか?これが、舵取りをするトップの見識なのです。 ここまでのコロナ禍対応で思うのは、国も都も場当たり対応の感がしてしょうがなくて、これからのパンデミック、収入困窮、生活破壊に対しての準備をしているとは思えないのです。特に、非正規・パートタイマー・フリーターの日給月給者に対して・・・。また、個人営業・零細企業での数少ないスタッフ・・・。 今回、特定給付として住民票記載の一人一人に一律10万円の支給が行われておりますが、はっきりいってスズメの涙の金額です。これから将来を担う若者たちに対しては、毎月10万づつ支給してもいいくらい。お金で安心が得られるのであれば、是非行うべきなのです。 というのも、相模原市内の施設所長の話を聞くと育児放棄が増えていて、原因は収入減や無収入になる親が増えつつある。親が自分の事でいっぱいいっぱいで、子供の事すらも守れなくなっている現状から思ったのです。 100年前にもパンデミックで第一次大戦が終わり、世界恐慌となり、そして日中事変からの第二次世界大戦突入となりました。歴史を振り返って現代では同じことは起こらない・・・と思うけど、何があっても大丈夫でいる為に気持ちはいつもアラートを意識して活動していくのでした。  

By |2020-07-01T14:39:05+09:007月 1st, 2020|News|2020.7.1 はコメントを受け付けていません