月別アーカイブ:10月 2020

2020.10.28

早いもので今月もあと少しです。そんな中、地積図の事で面白い事が起きたのです。 それは土地の取引において一番大事なもの・・・境界なのです。 仲介業者として、重要事項説明書作成前に公的機関で調査しますが、この公的機関備付の書類に間違いもある事があります。 地積図は法務局に備え付けてあるけれど、区画整理地においては市役所都市計画課に保管されている事があって、そこで備付の測量図を入手するのですが、その測量図が間違っていたら・・・。 初めてのケースで現状と図面の差を回復させるために測量士と動いているのです。 こういうのは測量士も初めてのケース。 そして僕も初めてのケース。 勉強になると同時に、僕の経験値がまた上がるのでした♪

By |2020-10-27T12:19:04+09:0010月 27th, 2020|News, 不動産を買う時、売る時, 不動産業界実情|2020.10.28 はコメントを受け付けていません

2020.10.21

業界定休日の水曜日。契約が水に流れないようにと「水」に掛けて始まった旧き慣習の名残なのです。そんな、昭和の慣習が建前でも今だに残る不動産業界。 令和の時代で、ましてやコロナ禍の現在の中で活動している僕としては牧歌的に見えております。 表面的には労働基準局の目があるから「休み」を唱っているけど実際、営業会社の担当は会社に出て追客や反響待ちをしているのね♪ 業界定休日の水曜日は電話も鳴らないから集中するには持ってこいの日。 今日は、プロジェクト融資書類を作成、契約書追記作成、購入物件の資料取得と過ごしたけどその間にいくつかある取引金融機関の担当に電話したのです。 内容は、今月でひとつ完済するのがあるから新たに借り入れを起こすのです。 借り入れと返済が無くなると銀行によっては最初から始めなければならないからね・・・(今回は大丈夫な金融機関で、会社として困ってないのに借入れるのです。) なんでそんなことを・・・って、思われるかもしれないけど対金融機関との関係における「信用」の為だけなのです。 6帖一間から会社を始めて、売買を回転させて今があるのだけど、会社を維持続けていくにあたって一番大事なのは「信用」だからなのです。 (その「信用」に対して僕の中で対義するのが「虚飾」・・・嫌な言葉です。手に掴めない幻をイメージします。) 現在進行形のコロナ禍において、ヒトも会社もメッキが剥がれ始めてきております。 それでも生きて行かなければならないのがこの世の常。 少しでもこの世の一助になるような会社であるために今日もお仕事したのでした♪

By |2020-10-21T12:03:47+09:0010月 21st, 2020|News, 不動産を買う時、売る時, 不動産業界実情|2020.10.21 はコメントを受け付けていません

2020.10.9

第三四半期が始まり一週間。その間、ほかの業種のスタッフ、経営者とのやり取りがありました。そして、感じたことをまとめるとコロナ禍を起因とした「緊急融資」「持続化給付金」「休業補償」の効果切れが見え始めてきた事です。 そして、店じまい=自主廃業による業者が増えたことです。 このことは、時間差をおいて法人の法的整理増加の先延ばしと捉える事も出来るのです。すると、何が起こるのか? まずは収入の減少・人員整理・会社資産の売却・会社の吸収・・・などの生きていく上での「マイナス」な事が増えて来るという事に繋がるのです。 この状態は生活していく上での治安にも影響し、詐欺・粗暴犯の増加にも繋がります。今は少しでもこの状況に堪えないとなりません。 今後の不動産においては流通の減少・融資審査ハードルの厳格化・売り物の増加・相場の下落というものが2021から顕在化すると予想しているけれど、コロナ前に比べて売り物利幅が更に薄くなることを覚悟なのです。 それは、競売等の事件モノにおいては実勢と基準価格の差が小さくなり、基準価格以下の入札数が増えてきている。 そして、買付相場が下がると売出価格もつられて下がる。結果として、下がり相場の売買市場となり「売買益」が縮小することとなるのです。 では、インカム目当ての収益物件・・・。 こちらも、収入減少からの賃借人退去増加・滞納賃料増加・そして、購入時借入金返済のリスク上昇等・・・まだまだある先行きリスク。 うーん、今までのセオリーが通用しない時代となりますね。 そこで足を止め、思考を止めてはなりません。そういう中にも光明はあるのです。 まず「コロナ禍だから・・・」の思考を外すのです。 今はデフレが再度加速進行して始めているのです。 この「デフレ進行」になると価格の下落圧力が強くなり、耐えられない業者は弾き飛ばされ消えてしまう。そして、資産よりも現金が強くなるので経済に回るマネーが縮小し、結果として国民すべてに耐乏生活を強いる事となり、貧困化に拍車がかかるようになるのです。 そんな中でも借りたり買ったりする不動産需要層が一定数いるのだけど、一般購入層は毎年微減が続いているのもこのデフレが克服されていないからと思うのです。 とくに、1975年以降に生まれた人達・・・一番大変な時代を過ごしてきて出費に敏感に育ってきた世代。見方を変えると、無駄と思える出費はしないのです。 ということは、全てを透明に、全てに公平なやり方の業務になる事がひとつ。 それは、不透明な業界慣行の見える化の促進にも繋がると思うのです。そして、業者としてというよりも「損する事」を受け入れられる思考を持つ事。その時の損が、回りまわって自分に徳として還ってくるくることを知っているからね。致命傷を負わない「損」は相手の事を考えた上だから還元されるのでした♪ https://score-no2.com/

By |2020-10-09T10:46:10+09:0010月 9th, 2020|News, 不動産を買う時、売る時, 不動産業界実情|2020.10.9 はコメントを受け付けていません

2020.10.4

第三四半期最初の週末も終わりましたが、またまた先行き不透明感を感じさせる感想です。第一四半期の4月のように「問合せ数」の低下、流通感の減速を実感したのです。大きな原因は、コロナ禍。新首相の方向性。そして、就労者のリストラ増加。新卒採用数低下などの不透明感による不安がジワジワきている感じなのです。たぶん、コロナワクチンが完成されたとしても、この雰囲気を払拭する事にはなりません。それよりも、何でそうなったのか?これからどうするのか?何が出来るのか?を業を超えて、一人一人が答えを出すことが肝要なのかもしれません。 2020に入り、前年の「ダイヤモンドプリンス」でコロナウイルスの強い感染力を知り、このままいくとヤバい!の一念で会社財務のリストラ準備を始めて第一四半期にそのタスクを終わらせたけど、その間予想していた悪い事が現実として現れてきたのです。それは経済の落ち込みによる収入の収縮。その状態の世相・・・思った感じの様相となりました。そして更に、その悪い現実の着火点は現在の第三四半期と予想していたけど、その悪い中で不動産を生業とする会社として何が出来るのか?をその間常に思考しておりました。そして、第二四半期にその思いを形にするために準備してきたのです。それの胆は、経済の低下による収入減という皺寄せは、女性若年低所得層。そして、生活を守る一家の大黒柱に向かったことによる個人債務の増加に現れ、その為のお手伝いを具現化する事だったのです。 そして、出来たのが「任意売却スコアン」というホームページなのです。 債務によっては「弁護士」の力を借りないと再スタート出来ない日本のシステム。この再スタートのラインに立つためにも費用がかかります。そこで、成約時においての費用一部負担を担う事としたのが「任売スコアン」の役目としたのでした。 この社会で仕事をしていて、ひとつのテーマは「分かち合い」何を分かち合えるか?突き詰めたらこれだつたのでした。 ひとつ、静かに始まった「任売スコアン」ですが、少しづつ広げて「分かち合い」からの「安心」を追求するためにこれからも活動していきますのでよろしくお願いします!! https://scoan.jp/

By |2020-10-05T10:12:47+09:0010月 5th, 2020|News|2020.10.4 はコメントを受け付けていません

2020.10.1

第三四半期の始まりです。2020年度の数字の世界は「コロナ禍」により、見込みと実際の乖離が大きくて各社各業界では前年より如何に数字の落ち込みを小さくするかに注力しております。 しかしながら、本業の数字を落とさぬようにするのは経営者運営者の宿命で、見方を変えれば仕事において大きなチャンスでもあるのです。 それは、右肩上がりからの横ばい経済から、急激な左下がりとともに収縮して小さなパイとなった現在。今までなら本業だけで3割が食べられていた世界が、2割を切ってきた・・・。 100人居たら10~20人しか食べるのは難しくなった感じ・・・。 結果として、本業に附随する仕事で糊口を凌いでいる事になっているのです。 手持ち収益の剰余・残置物処分・遺品整理・内装工事・リサイクル販売等々・・・。でもね、パイが小さくなったのは「今までの市場」だからであって「コロナ禍前の感覚」が抜けきらないからなのです。 今はコロナ禍の最中で「withコロナ」にステージが変わり、それに合わせて仕入れ購入と出口戦略も変化させないとなりません。 そして売却購入実需を見極めて、現在の適正価格・・・確実に-10%~-20%でも耐えうる販売価格で供給するのです。従前方法からの見直しを何度もして練り上げて、そこから需要層の動向を見極めて「売りよし、買いよし、自分(関係者含)よし」「すべてはお客様の為に」という大きなテーマ実現の為に注力するのですね。このテーマを何年も積み重ねた結果が、建前ではない「信頼と信用」という無形財産となることを知っているからね♪  

By |2020-10-01T09:59:14+09:0010月 1st, 2020|News|2020.10.1 はコメントを受け付けていません